※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
昨日のゴールド振り返り
2026年9月21日のゴールド(XAU/USD)は、前営業日終値4424.9ドルから4415.0ドルで寄り付いた後、終値は4381.0ドルとなり、前営業日比▲43.9ドル(▲0.99%)の下落で取引を終えました。この日の高値は4422.1ドル、安値は4360.3ドルで、値幅(day range)は61.8ドルとなっています。

時間帯別の値動きを見ると、以下のような推移でした。
| 時間帯 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 変化幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京時間(7〜15時) | 4415.0 | 4422.1 | 4386.3 | 4388.0 | ▲27.0 |
| 欧州時間(15〜21時) | 4387.9 | 4409.4 | 4377.5 | 4407.3 | +19.4 |
| NY時間(21時〜翌6時) | 4407.1 | 4413.0 | 4360.3 | 4381.0 | ▲26.1 |
まず東京時間に序盤で高値4422.1ドルを付けた後に上値が重くなり、終値ベースで27.0ドル下落しました。続く欧州時間ではいったん買い戻しが入り19.4ドルのプラスに転じましたが、NY時間に入ると再び売りが優勢となり、安値4360.3ドルまで下押しする場面がありました。15分足ベースでは高値は10時15分頃、安値は23時00分頃に記録されており、東京時間序盤の高値からNY時間終盤の安値まで、一日を通じて上値が切り下がる展開だったことがうかがえます。
直近5営業日の推移を見ると、9月15日は4332.8ドル(▲0.44%)、16日は4387.5ドル(+1.26%)、17日は4380.6ドル(▲0.16%)、18日は4424.9ドル(+1.01%)と一進一退で上値を試す動きが続いていましたが、21日は4381.0ドル(▲0.99%)となり、直近高値圏からの反落となった格好です。
テクニカル状況
| 指標 | 数値 | 読み方の目安 |
|---|---|---|
| RSI(14) | 42.1 | 中立〜やや弱含み圏(50割れで下向きの勢い) |
| ATR(14) | 110.06 | 1日あたりの平均的な値動き幅の目安 |
| ADX(14) / +DI・-DI | 15.5 / +DI16.1・-DI16.6 | ADX20未満でトレンドは弱く、方向感に乏しい局面 |
| MACD(シグナル・ヒストグラム) | ▲5.4(シグナル14.1・ヒスト▲19.5) | MACDがシグナルを下回りヒストグラムもマイナス圏で、短期的な下向きの勢い |
| ストキャスティクス %K・%D | 37.8 / 38.9 | 中立圏でやや売られ気味、方向感は乏しい |
| ボリンジャーバンド 上限・下限 | 4708.37 / 4243.94 | 現在値はバンド中央からやや下寄り |
| SMA20・50・200 | 4476.15 / 4330.21 / 4554.06 | 終値はSMA20・200の下、SMA50の上に位置 |
オシレーター系で見ると、RSI(14)は42.1と中立圏からやや弱含みの水準にあり、買われすぎ・売られすぎのいずれの極端な水準からも距離があります。ストキャスティクスの%K(37.8)・%D(38.9)も同様に中立圏で方向感に乏しく、MACDはシグナルラインを下回りヒストグラムもマイナス圏(▲19.5)にあることから、短期的には下向きの勢いがやや優勢な状態と読み取れます。ただしいずれも極端な水準ではなく、明確な過熱感やトレンド転換のシグナルとまでは言えない位置にあります。
トレンド系では、終値がSMA20(4476.15)・SMA200(4554.06)を下回る一方でSMA50(4330.21)は上回っており、短期・長期の移動平均線がねじれた状態にあることが分かります。ADX(14)は15.5と20を下回っており、+DI(16.1)と-DI(16.6)もほぼ拮抗していることから、明確なトレンドが出ていない、方向感の乏しいレンジ的な局面であることが示唆されます。ボリンジャーバンドは上限4708.37・下限4243.94で、現値はその中央からやや下寄りに位置しています。一目均衡表では、価格は雲の上(雲の上限4266.35・下限4263.8)にあるものの、転換線(4376.6)が基準線(4514.15)を下回り、価格も基準線を下回っていることから、短期的な勢いはやや弱まっている様子がうかがえます。サポート水準としては直近安値4273.3ドル、レジスタンスとしては直近高値4755.0ドルが目安として意識されやすい水準です。

本日の経済指標
| 時刻(JST) | 国 | 指標名 | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 00:00 | ユーロ圏 | ECB総裁ラガルド発言 | 中 | – | – |
| 12:10 | 豪州 | RBA総裁ブロック発言 | 高 | – | – |
| 20:00 | ユーロ圏 | ECB総裁ラガルド発言 | 中 | – | – |
重要度「高」に設定されているRBA総裁ブロック氏の発言は、豪州の金融政策運営に関する方向性を探る材料として市場が注目しやすい要素です。中央銀行トップの発言は金利見通しに関する手掛かりとして受け止められやすく、豪ドルなど関連通貨の変動を通じて、ドル指数全体のセンチメントにも間接的に波及する可能性があります。ドルの強弱はゴールド価格とも逆相関的に動きやすいとされるため、市場の反応度合いによっては金相場にも影響が及ぶ場合があります。
注目ニュースと相場への影響
「米就業者 市場予想に反し減少 利上げ観測後退で円高ドル安進む」という見出しからは、米国の雇用者数が市場予想を下回ったことを受けて、将来の利上げ観測が後退したことが読み取れます。一般に、雇用統計などの経済指標が市場予想を下回ると、中央銀行が金融引き締めを急がないとの見方が強まり、金利先高観の後退がドル売りにつながりやすいとされています。ドルが弱含む局面では、ドル建てで取引される金は相対的に割安感が意識されやすく、ゴールドの下支え要因として捉えられる傾向があります。
「NY外国為替市場 円高ドル安が進む 米雇用統計発表受け」という見出しも同様に、雇用統計の結果を受けてドル安・円高が進行したことを伝えています。ドル安が進む局面では、一般的にドル建て資産である金の相対的な価値が意識されやすく、ドルの弱含みが金相場のサポート材料として作用しやすいとされています。ただし為替市場の反応は他の材料とも絡み合うため、一方向的な動きが続くとは限らない点には留意が必要です。
「シャープ イラン情勢と円安で業績予想を下方修正」という見出しからは、地政学的な緊張(イラン情勢)と為替(円安)が企業業績に影響を与えている状況がうかがえます。一般に、中東など地政学リスクの高まりは、資源価格の不透明感や「安全資産」への資金シフトを通じて金相場が意識されやすい材料とされています。地政学的な不安が高まる局面では、金が質への逃避先として買われやすい傾向がある一方、為替の変動も同時に金相場に影響を与えるため、両方向の材料が絡み合う点に注意が必要です。
本日の注目ポイント
本日の値幅の目安としては、前営業日終値(4381.0ドル)を基準にATR(14)を用いると、下値の目安は4270.94ドル、上値の目安は4491.06ドル程度となります。あわせて、直近のサポート・レジスタンス水準としては、下値サポート4273.3ドル、上値レジスタンス4755.0ドルが意識されやすい水準として挙げられます。
- 上値シナリオ: 上向きに転じた場合、まずATRベースの目安である4491.06ドル近辺、その先には直近レジスタンスの4755.0ドルが意識されやすい水準となります。
- 下値シナリオ: 下向きに推移した場合、ATRベースの目安である4270.94ドル近辺、そしてその近辺に位置する直近サポート4273.3ドルが節目として意識されやすい水準です。
いずれの水準に到達するかは今後の材料次第であり、方向性を断定するものではない点にご留意ください。
今日のワンポイント知識
今日は「FOMCと政策金利」について解説します。FOMC(連邦公開市場委員会)は、米国の中央銀行制度であるFRB(連邦準備制度理事会)の中で、政策金利の決定など金融政策の方針を話し合う会合です。年に8回開催され、その都度、政策金利(FF金利)の誘導目標を維持するか、引き上げる(利上げ)か、引き下げる(利下げ)かが決定されます。
FOMCが市場から強く注目される理由の一つが、会合ごとに公表される「ドットチャート」と呼ばれる資料です。これはFOMC参加者それぞれが、今後の政策金利の見通しを点(ドット)でプロットしたもので、将来の利上げ・利下げペースを市場が予測する材料として重視されています。ドットチャートの分布が市場予想より「タカ派的(利上げ志向)」か「ハト派的(利下げ志向)」かによって、発表直後に金利や為替、金相場が大きく動くことがあります。
また、FOMC会合後に開かれるパウエル議長(FRB議長)の記者会見も、相場を大きく動かす要因としてよく知られています。声明文だけでは読み取れないニュアンスや今後の政策運営に関する発言が会見で語られることが多く、市場参加者はその一語一句に注目します。
ゴールドとの関係で言えば、一般に政策金利が上がると、金利を生まない資産である金の相対的な魅力が薄れやすく、逆に利下げ観測が強まると金が選好されやすいとされています。ただし実際の相場はドルの強弱、インフレ期待、地政学リスクなど複数の要因が絡み合って動くため、FOMCの結果だけで一方向に決まるわけではありません。チャートを見る際は、FOMC前後は値動きが荒くなりやすいという特徴を踏まえ、平時とは異なる警戒感を持って値動きを確認することが大切です。
本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。
ゴールド(XAUUSD)を取引できる口座
XMTrading(リアル口座開設)
口座開設だけでもらえるボーナスに加え、入金ボーナス(時期により最大数十万円規模)で自己資金を抑えてゴールドを取引できる海外FX口座。ゼロカット採用で入金額以上の損失なし・追証なし、0.01ロットの少額からOK。最新のボーナス内容は公式サイトでご確認ください。
※当サイトの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。※海外FX業者は日本の金融庁の登録を受けていない業者であり、利用は自己責任となります。ハイレバレッジ取引は預託額を超える損失を生む可能性があります。



コメント