※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
昨日のゴールド振り返り
2026年10月22日のゴールド(XAUUSD)は、前営業日終値4159.5ドル付近からスタートし、序盤こそ4164.3ドルまで買われる場面がありましたが、その後は終始売り圧力にさらされる展開となりました。終値は4039.8ドルとなり、前日比で119.7ドル安(-2.88%)の大幅下落。高値4164.3ドルから安値4036.8ドルまでの値幅は127.5ドルに達し、方向感のはっきりした一日でした。

時間帯別の値動きを整理すると、以下のようになります。
| 時間帯 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 変化幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京時間(7〜15時) | 4159.0 | 4164.3 | 4082.4 | 4105.4 | -53.6 |
| 欧州時間(15〜21時) | 4105.1 | 4118.7 | 4072.7 | 4074.8 | -30.3 |
| NY時間(21時〜翌6時) | 4074.7 | 4107.2 | 4036.8 | 4039.8 | -34.9 |
東京時間の序盤に高値4164.3ドルを付けたあと、東京時間のうちに下落が始まり、終値ベースで53.6ドル安と早い段階から弱含みの流れが形成されました。欧州時間に入っても戻りは限定的で、さらに30.3ドル下落。NY時間に入ってからも売りが続き、安値4036.8ドルを記録したあとに4039.8ドルで取引を終えています。15分足ベースでは、高値は日本時間7時頃、安値は5時30分頃に記録されており、東京時間の早い時間帯に高値、NY時間入り口付近にかけて安値を付ける形で、ほぼ一方向の下落相場だったことがうかがえます。
直近5営業日の推移を見ると、10月16日+0.26%、19日-0.5%、20日-0.42%、21日+0.41%と小幅な上下を繰り返していましたが、22日は一転して-2.88%という大きめの下落となり、ここ数日のもみ合いの流れからは明確に下振れした格好です。
テクニカル状況
| 指標 | 数値 | 読み方の目安 |
|---|---|---|
| RSI(14) | 38.1 | 中立圏からやや弱含み、売られ過ぎの目安30に接近 |
| ATR(14) | 70.26 | 前日の値幅127.5はATRの1.81倍、通常より値動きが大きい一日 |
| ADX(14)・+DI・-DI | 22.5 / 11.3 / 27.5 | ADXはトレンドがやや強まりつつある水準、-DIが+DIを上回り下向きの勢いが優勢 |
| MACD・シグナル・ヒストグラム | -57.14 / -55.82 / -1.32 | MACDがシグナルの下にあり弱気基調、ヒストグラムもマイナスで下向き圧力継続 |
| ストキャスティクス %K・%D | 1.5 / 24.2 | %Kが売られ過ぎの目安20を大きく下回り、短期的な過熱感が強い |
| ボリンジャーバンド上限・下限 | 4273.32 / 4067.42 | 終値4039.8は下限を下回っており、バンドに沿った下落(バンドウォーク)の様相 |
| SMA20・50・200 | 4170.37 / 4349.89 / 4535.12 | 終値がいずれの移動平均線の下にあり、短期・中期・長期すべてで下向きの並び |
オシレーター系の指標を見ると、RSIは38.1と中立圏の下寄りにあり、売られ過ぎの目安とされる30にはまだ届いていないものの弱含みの状態です。ストキャスティクス%Kは1.5まで低下しており、短期的には売られ過ぎ感が強いサインが出ています。一方でMACDはシグナルを下回り、ヒストグラムもマイナス圏にあることから、短期的な過熱感とは裏腹に、トレンドの方向性としては下向きが継続していることを示しています。こうした「短期は売られ過ぎ、方向性は下向き」という組み合わせは、戻りが入っても勢いが続きにくい局面でよく見られるパターンです。
トレンド系の指標では、SMA20・50・200のいずれも終値を上回っており、短期・中期・長期のすべての時間軸で下向きの並びとなっています。ADXは22.5とトレンドの強さとしては中程度ですが、-DIが+DIを大きく上回っていることから、方向としては下降トレンドが優勢であることが読み取れます。ボリンジャーバンドも終値が下限4067.42を下回っており、バンドに沿う形で下方向への値動きが続いていることがうかがえます。一目均衡表を見ても、価格は雲の下に位置し、転換線(4139.55)が基準線(4238.3)の下、価格も基準線の下にあることから、複数のシグナルがそろって弱気を示している状況です。直近のレジスタンスは4351.6ドル、サポートは4036.8ドル(前日安値)で、まずはこのサポート水準が意識されやすいところです。

本日の経済指標
| 時刻(日本時間) | 国 | 指標名 | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 16:15 | ユーロ圏 | French Flash Manufacturing PMI | 中 | 50.5 | 50.3 |
| 16:15 | ユーロ圏 | French Flash Services PMI | 中 | 50.7 | 51.4 |
| 16:30 | ユーロ圏 | German Flash Manufacturing PMI | 中 | 53.5 | 53.8 |
| 16:30 | ユーロ圏 | German Flash Services PMI | 中 | 52.5 | 52.9 |
| 22:45 | 米国 | Flash Manufacturing PMI | 中 | 55.4 | 57.0 |
| 22:45 | 米国 | Flash Services PMI | 中 | 57.9 | 58.7 |
| 23:00 | 米国 | Revised UoM Consumer Sentiment | 中 | 46.3 | 46.3 |
| 23:00 | 米国 | Revised UoM Inflation Expectations | 中 | – | 4.7% |
本日は重要度「高」に区分される指標はなく、ユーロ圏・米国のPMI速報値と米消費者心理関連の改定値が中心です。いずれも中程度の注目度ではありますが、米国のPMIや消費者心理・インフレ期待の数値は、米金利観測を通じてドルの方向性に影響しやすく、間接的にゴールド相場にも波及し得る点には留意しておきたいところです。
注目ニュースと相場への影響
「米就業者 市場予想に反し減少 利上げ観測後退で円高ドル安進む」という見出しからは、雇用統計が市場予想を下回ったことで、将来的な利上げ観測が後退したことが読み取れます。一般に、米国の利上げ観測が後退すると米金利の先高観が弱まり、ドルが売られやすくなる傾向があります。金利を生まないゴールドにとって、ドル安・金利低下観測は相対的な割高感を和らげる材料となりやすく、下支え要因として意識されやすい内容です。
「NY外国為替市場 円高ドル安が進む 米雇用統計発表受け」も同様に、雇用統計の結果を受けてドルが売られ、円が買われたことを伝える内容です。一般にドル安が進む局面では、ドル建て資産であるゴールドは相対的に割安に見えやすくなり、買いが入りやすくなる傾向があります。為替市場での明確なドル安の動きは、金相場の方向感を考える上でも参考材料となります。
「円相場 値下がり 米雇用統計発表控え様子見の投資家も」からは、重要指標の発表を前に、多くの投資家が様子見姿勢を強めていたことがうかがえます。一般に、重要な経済指標の発表前には市場参加者がポジションを縮小しやすく、値動きが一方向に傾きにくくなる傾向があります。結果発表後に相場が大きく動きやすいという構図は、ゴールド相場についても同様に意識しておきたい点です。
本日の注目ポイント
テクニカル面で意識されるレジスタンスは4351.6ドル、サポートは4036.8ドル(前日安値)です。また、前営業日終値(4039.8ドル)を基準にATR(14)を用いた値幅の目安としては、下値側が3969.54ドル、上値側が4110.06ドルとなっています。
- 上値シナリオ:仮に戻りが入る場合、まずはATRベースの目安である4110.06ドル付近、さらに戻りが強まればSMA20(4170.37ドル)や直近レジスタンスの4351.6ドルが意識されやすい水準として挙げられます。
- 下値シナリオ:下押しが続く場合は、ATRベースの目安である3969.54ドル、さらに前日安値でもあるサポート4036.8ドルを下回るかどうかが一つの目安となります。
いずれの方向に動くかを断定するものではなく、あくまで現時点のテクニカル水準に基づく整理としてご参照ください。
今日のワンポイント知識:ゴールドと他市場の相関
ゴールドは単独で動くのではなく、ドル・米金利・株式・原油といった他の市場と一定の関係性(相関)を持ちながら値動きすることが知られています。代表的なのが米ドルとの関係で、ゴールドはドル建てで取引されるため、一般にドルが弱くなると相対的に割安感が強まり買われやすく、ドルが強くなると割高感から売られやすいという「逆相関」の傾向があります。また米国の実質金利(名目金利から物価上昇率を差し引いたもの)とも逆相関になりやすく、金利が低下する局面ではゴールドのような金利を生まない資産の相対的な魅力が高まりやすいとされています。
株式市場との関係では、株価が大きく下落するようなリスク回避局面で「安全資産」としてゴールドが買われる場面がある一方、流動性確保のために保有資産を売却する動きの中でゴールドも一時的に売られることもあり、常に一定の関係が保たれるわけではありません。原油など他の商品市況とも、インフレ期待を介して緩やかな連動が見られることがあります。
実践面での注意点としては、これらの相関関係は常に一定ではなく、金融政策の転換点や地政学的な緊張、市場参加者の心理が急変する局面では、普段とは異なる値動きになることがある、という点です。チャート分析だけでなく、ドルの動きや金利動向、株式市場の状況もあわせて確認する習慣を持つことで、ゴールド相場をより立体的に捉える助けになります。相関はあくまで「傾向」であり、絶対的な法則ではない点を意識しておくことが大切です。
本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。
ゴールド(XAUUSD)を取引できる口座
XMTrading(リアル口座開設)
口座開設だけでもらえるボーナスに加え、入金ボーナス(時期により最大数十万円規模)で自己資金を抑えてゴールドを取引できる海外FX口座。ゼロカット採用で入金額以上の損失なし・追証なし、0.01ロットの少額からOK。最新のボーナス内容は公式サイトでご確認ください。
※当サイトの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。※海外FX業者は日本の金融庁の登録を受けていない業者であり、利用は自己責任となります。ハイレバレッジ取引は預託額を超える損失を生む可能性があります。



コメント