※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
昨日のゴールド振り返り
2026年8月17日のゴールド(XAUUSD)は、前営業日終値4437.3ドルに対して始値4433.7ドルとほぼ横ばいでスタートしました。その後は買いが優勢となり、高値4486.5ドル、安値4422.3ドルのレンジを形成しながら、終値は4473.1ドルとなりました。前日比では+35.8ドル(+0.81%)の上昇で、日中値幅は64.2ドルでした。

時間帯ごとの値動きを整理すると、以下のようになります。
| 時間帯 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 変化幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京時間(7〜15時) | 4433.7 | 4473.2 | 4422.3 | 4451.3 | +17.6 |
| 欧州時間(15〜21時) | 4451.6 | 4467.9 | 4445.7 | 4453.4 | +1.8 |
| NY時間(21時〜翌6時) | 4453.1 | 4486.5 | 4433.4 | 4473.1 | +20.0 |
流れを追うと、東京時間の序盤に安値4422.3ドルを付けた後、じりじりと買いが入り東京時間だけで17.6ドルの上昇となりました。欧州時間は値動きが落ち着き、ほぼ横ばいで推移。その後のNY時間で再び買いが加速し、高値4486.5ドルを更新するなど20.0ドルの上昇を記録して1日を終えています。15分足ベースで見ると、高値は日本時間01:00頃、安値は08:30頃に付けられており、東京時間の午前中に底を打った後、NY時間にかけて上昇基調が強まったという1日でした。
直近5営業日の推移を見ても、8月11日の4383.0ドルから8月17日の4473.1ドルまで、8月13日にわずかな調整(-0.04%)を挟みつつも概ね一方向の上昇が続いており、短期的な上昇トレンドが継続している状況がうかがえます。
テクニカル状況
| 指標 | 数値 | 読み方の目安 |
|---|---|---|
| RSI(14) | 87.4 | 70超えの強い買われすぎ圏。過熱感がかなり強い水準 |
| ATR(14) | 77.61 | 直近の平均的な値動き幅が約78ドル程度であることを示す |
| ADX(14) / +DI・-DI | 31.9 / +DI 40.3・-DI 14.8 | ADX25超はトレンドあり。+DIが-DIを大きく上回り上昇トレンド優勢 |
| MACD(シグナル・ヒストグラム) | 84.46 / 44.14 / 40.32 | MACDがシグナルを上回りヒストグラムもプラスで上昇モメンタム継続 |
| ストキャスティクス %K・%D | 92.7 / 85.8 | 80超えで買われすぎ圏。短期的な過熱を示唆 |
| ボリンジャーバンド 上限・下限 | 4527.98 / 3877.59 | 終値4473.1ドルは上限に接近しつつあり、上方向への強さを示す |
| SMA20・50・200 | 4202.78 / 4159.97 / 4489.31 | 終値はSMA20・50の上、SMA200の下。短中期は上向き、長期線はやや上に位置 |
オシレーター系の指標を見ると、RSIが87.4、ストキャスティクスの%Kが92.7、%Dが85.8といずれも一般的な買われすぎの目安とされる70〜80台を大きく超えており、短期的な過熱感がかなり強まっていることが読み取れます。一方でMACDはシグナルラインを上回り、ヒストグラムも40.32とプラス幅を維持しているため、モメンタム自体は失われていません。買われすぎ状態が続く局面では、上昇が持続するケースと、いったん調整が入るケースの両方が起こり得るため、過熱感の高さは念頭に置いておきたいところです。
トレンド系の指標では、ADXが31.9と、一般に25以上でトレンドが発生しているとされる水準を上回っており、+DI(40.3)が-DI(14.8)を大きく上回っていることから、方向性としては上昇トレンドが優勢な状態です。移動平均線は終値がSMA20(4202.78)・SMA50(4159.97)の上にあり短中期の上昇基調を示す一方、SMA200(4489.31)はわずかに終値を上回っており、長期線を基準にするとまだ完全な上抜けには至っていません。一目均衡表では価格が雲の上に位置し、転換線(4319.3)が基準線(4236.65)を上回るなど、短中期的には強気の並びとなっています。サポート・レジスタンスの観点では、直近レジスタンスの4509.1ドル、直近サポートの3999.7ドルが目安として意識されやすい水準です。

本日の経済指標
| 時刻(日本時間) | 国 | 指標名 | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15:00 | 英国 | Claimant Count Change(失業保険申請件数変化) | 高 | 16.5K | 6.7K |
英国の失業保険申請件数変化は、労働市場の需給を測る指標として注目度が高く、予想を上回る増加(雇用悪化を示唆)となればポンド売りが強まりやすく、その分ドル指数が相対的に強含む可能性があります。ドル指数の動きはゴールドの価格形成にも影響を及ぼしやすく、ドル高方向に振れればゴールドには重石、逆に予想より改善すればドルの上昇圧力が和らぐ形で金相場にとって支援材料となり得ます。
注目ニュースと相場への影響
「米就業者 市場予想に反し減少 利上げ観測後退で円高ドル安進む」という見出しからは、雇用統計が市場予想を下回ったことで、米金融当局による利上げ観測が後退したという内容が読み取れます。一般に、利上げ観測が後退すると米金利の先高観が弱まり、ドルの調達コストや金利差妙味が低下することでドル売りが進みやすくなります。金利を生まないゴールドにとっては、金利上昇観測の後退は相対的な保有妙味の改善要因となりやすく、支援材料として意識されやすい内容です。
「NY外国為替市場 円高ドル安が進む 米雇用統計発表受け」は、上記の雇用統計を受けてニューヨーク市場で実際に円高・ドル安が進行したことを伝える見出しです。一般にドル安が進むと、ドル建てで取引されるゴールドは割安感が生まれやすく、他通貨建てでの購買力が相対的に高まることから買いを誘いやすい傾向があります。今回のゴールドの上昇も、こうしたドル軟化の流れと重なる形で進んだ可能性がうかがえます。
「円相場 値下がり 米雇用統計発表控え様子見の投資家も」は、雇用統計発表前に多くの市場参加者が様子見姿勢を強めていたことを示す見出しです。一般に重要指標の発表前は持ち高調整の売買が中心となり値動きが膠着しやすく、発表後に結果を受けた方向感のある動きが出やすくなります。ゴールドについても、指標発表を境にボラティリティが高まりやすい点は留意しておきたいところです。
本日の注目ポイント
水準面では、直近レジスタンスの4509.1ドル、直近サポートの3999.7ドルが中期的な目安として意識されます。また、前営業日終値4473.1ドルを基準に、ATR(14)である77.61ドルを加減した値幅の目安としては、上値側が4550.71ドル、下値側が4395.49ドルとなります。
上振れシナリオとしては、上昇モメンタムが継続し4509.1ドル、さらには4550.71ドル付近までの推移が意識される可能性があります。一方で下振れシナリオとしては、RSIやストキャスティクスが示す過熱感から調整が入り、4395.49ドル方向への反落が意識される可能性もあります。いずれの方向についても断定的な見通しではなく、あくまで水準の整理としてご参考ください。
今日のワンポイント知識:パラボリックSAR
パラボリックSAR(Stop and Reverse)は、価格チャート上にドットの形で表示されるトレンドフォロー型のテクニカル指標です。価格がドットの上にある場合は上昇トレンド、ドットの下にある場合は下降トレンドと判断されるのが基本的な見方で、時間の経過とともにドットが価格に接近していく特徴があります。
この指標の大きな特徴は「ドテン(Stop and Reverse)」の考え方にあります。ドットが価格の上下を入れ替えるタイミングは、それまでのポジションを手仕舞い、逆方向へと持ち高を切り替えるサインとして解釈されることが一般的です。トレンドが明確に発生している相場では、この切り替えのタイミングがトレンドの初動を捉える手がかりになりやすいとされています。
一方で、パラボリックSARには弱点もあります。方向感の乏しいレンジ相場では、価格が上下に小刻みに動くたびにドットの位置が頻繁に入れ替わり、いわゆる「ダマシ」のシグナルが連続して発生しやすくなります。この場合、ドテンのたびに逆張りを繰り返す形になり、思うようにトレンドを捉えられないケースが少なくありません。
ゴールドのチャートで活用する際は、ADXなど他のトレンド系指標と組み合わせて、明確なトレンドが発生しているかどうかを確認したうえで参照することが実践的な工夫の一つとされています。単独の指標だけに頼るのではなく、移動平均線や一目均衡表など複数の視点を組み合わせて、相場の状況を多角的に把握する姿勢が重要です。
本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。
ゴールド(XAUUSD)を取引できる口座
XMTrading(リアル口座開設)
口座開設だけでもらえるボーナスに加え、入金ボーナス(時期により最大数十万円規模)で自己資金を抑えてゴールドを取引できる海外FX口座。ゼロカット採用で入金額以上の損失なし・追証なし、0.01ロットの少額からOK。最新のボーナス内容は公式サイトでご確認ください。
※当サイトの情報は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。※海外FX業者は日本の金融庁の登録を受けていない業者であり、利用は自己責任となります。ハイレバレッジ取引は預託額を超える損失を生む可能性があります。



コメント