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週間サマリー
2026年8月10日から8月14日の週、金(XAUUSD)相場は週初4,336.1ドルで始まり、週末は4,380.4ドルで取引を終えました。週間の値幅は44.3ドル、率にして約1.02%の上昇となり、前週終値4,340.7ドルからも小幅に水準を切り上げています。週中の高値は4,445.0ドル、安値は4,315.0ドルで、値幅は130.0ドルと、直近12週平均のレンジ209.41ドルに比べるとやや縮小した、落ち着いた値動きの週でした。全体としては上値を試しつつも、高値圏では利益確定売りに押される場面も見られる展開だったと言えます。
日別の値動き
週明け8月10日は前日比+0.49%で4,361.8ドルまで上昇し、翌11日も+0.49%で4,383.0ドルと続伸。12日には+0.59%高の4,408.9ドルまで買われ、週の高値圏に到達しました。しかし13日には一転して▲1.03%の下落となり4,363.6ドルまで押し戻され、週後半にかけて調整色が強まりました。最終日14日は+0.38%とやや値を戻し、4,380.4ドルで週を終えています。前半3日間の上昇と13日の反落、そして14日の小幅な戻しという流れから、上昇一辺倒ではなく高値圏での攻防が意識された週だったことがうかがえます。

| 日付 | 終値(ドル) | 前日比 |
|---|---|---|
| 08/10 | 4,361.8 | +0.49% |
| 08/11 | 4,383.0 | +0.49% |
| 08/12 | 4,408.9 | +0.59% |
| 08/13 | 4,363.6 | ▲1.03% |
| 08/14 | 4,380.4 | +0.38% |
テクニカル状況
RSI(14)は74.8と、一般的に「買われすぎ」の目安とされる70を上回る水準にあります。これは週後半の反落を経てもなお、短期的な上昇の勢いが強く残っていることを示唆しています。移動平均線を見ると、価格はSMA20(4,174.62ドル)およびSMA50(4,158.01ドル)を上回っており、短中期のトレンドは上向きであることがわかります。一方でSMA200(4,486.27ドル)は現在の価格を上回っており、長期線の下にはまだ位置している状況です。ATR(14)は75.01ドルで、直近の値動きの大きさを示す指標としては平常並みの範囲に収まっています。

一目均衡表
一目均衡表では、転換線が4,246.9ドル、基準線が4,204.6ドルとなっており、転換線が基準線を上回る「好転」の位置関係が続いています。雲の上限は4,363.85ドル、下限は4,163.55ドルで、価格は「雲の上」に位置していることが確認できます。また価格は基準線の上にもあり、短期・中期の両面から見て上方向のバイアスが優勢な状態です。ただし週末終値4,380.4ドルは雲の上限4,363.85ドルにかなり近接しており、雲の上限付近でのせめぎ合いが今後の値動きを左右する可能性がある点は意識しておきたいところです。

注目価格帯(サポート・レジスタンス)
直近のレジスタンスは4,445.0ドルで、これは今週の高値と一致する水準です。ここを明確に上抜けられるかどうかが、次の上値を試す上での焦点となります。一方、直近のサポートは3,999.7ドルとやや下方に位置しており、現在の価格水準からは距離があります。52週高値は5,586.2ドル、52週安値は3,310.1ドルで、現在価格は52週高値から約▲21.59%下の水準にあることになります。長期レンジの中では中間よりやや下寄りに位置していると捉えられます。

今週の値動きから学ぶトレード例
以下は、今週の値動きを後から振り返った一例です。あくまで過去のデータを事後的に検証したものであり、リアルタイムで同様の判断ができたとは限らず、将来の成果を保証するものでもありません。
8月13日9時30分に高値4,509.1ドルを付けた後、同日10時45分に15分足の終値がSMA20を下抜けたことをシグナルとして、4,467.0ドルでショート(売り)エントリーしたケースを想定します。その後価格は下押しを続け、翌14日11時00分に4,366.9ドルで決済したとすると、獲得幅は100.1ドル(約2.24%)となります。このケースでは、高値圏でのRSI過熱感と、13日の▲1.03%という下落幅が示すように、短期的な勢いの変化を移動平均線のクロスで捉える形になっており、テクニカルシグナルに基づく一例として参考にできます。

来週の見方
現状、価格は一目均衡表の雲の上、かつSMA20・SMA50の上に位置しており、短中期的な上昇トレンドの構造自体は維持されています。ただしRSI(14)が74.8と高水準にあることから、過熱感の強い状態が続いており、直近レジスタンス4,445.0ドル、あるいは雲の上限4,363.85ドル付近での上値の重さには注意が必要です。仮に上抜けが確認されればレジスタンス突破後の展開が意識される一方、上値が抑えられる場合はSMA20(4,174.62ドル)や基準線(4,204.6ドル)近辺までの調整も視野に入ります。ATR(75.01ドル)から見て値動きの振れ幅自体は平常並みであるため、方向感を見極めながら主要な節目の攻防を確認していく姿勢が引き続き重要になりそうです。
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